壁が反転して現れた忍者が「拙者、今夜の姫君たちと殿方をご案内するxxという者でござる!」と自己紹介。
部長やバイトちゃんたちと一緒に、違う壁を反転した奥へと進む忍者の後を尾いていくと、途中で忍術でかかる橋があり、暗い細い道を通り目指す座敷へたどり着いた。途中で出会うのは白人親子連ればかり。
ここは逆ネズミーランドなのかもしれない。
今夜は社長との会食。取り急ぎ、会食に遅れるぐらいなら、会社を辞めようという意味のわからないテンションで部員一同座席配置について、細かく決める。年長の務めで、最初のみ社長に近い席。でも、社長との間には秘書が座るから…とか、男女の比率が…とか、正直うっとこの会社の社長との会食とは思えないテンションがあがっている。普段冷静なマネージャーも落ち着きが全くなくって、反対に笑えてきた。
で、社長と秘書と役員登場。「いつも隣だから」と秘書が違う場所に!
ひーーーーー真隣かよっかよっかよっ。
人を笑わば穴二つ。格言を捏造しながら、取り急ぎ乾杯へ。
ビールなんて飲めやしないのに、味がわかんないもんだからがんがん呑んでしまう。役員は昔の上司なので、その頃の酒豪エピソードを披露され(人違いなエピソードだけど、否定できるわけがない)、隣の笑顔の社長には酒豪の烙印を捺されるも、彼は某南の島の高額納税者なので、田舎の話でちょっぴり盛り上がる。
なぜかまじめな部署なのに、MかSかという話題が毎日のぼるのですが、今日は社長自らドMを告白。まぁ禁煙とダイエットという二重苦が楽しくてしょうがないって話なのですが、そんなちっこくって細いのにダイエットはいらんだろう!と、忍者屋敷の端っこで激しく叫んだ夜でした。
途中でシャッフルタイムが入り、やっとお役目御免を頂き、今度は役員のお守り。ご飯も喉を通るようになり、伊佐美をガブ呑み。
後半で忍者が手品を披露。あんまりお上手じゃなかったのですが、まぁお義理に盛り上がる。その後、いつのまにか隣にいた社長に手品を披露され、単純な私はコロッとひっかかる。
最後は恒例の胴上げで、社長を空高く舞わせました。
正直、あまり偉い人に対して緊張はしないのですが(今後絡むとも思えないので)、社長に対してド緊張なのは、テレビで見ることが多いからだと思うんですよ。どちらかというと、15年近くすごいなーって思ってた人が会長なのですが、彼に対してはちぃともそんな気持ち起きないし。
まぁなんにせよ、今夜一番驚いたのは、社長の性格がめちゃめちゃかわいいことと、焼酎一杯3000円だったことと、ご飯が実はおいしくなかったことですな。